ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は2026年7月28日、大谷翔平がブルペン投球を中断している理由について説明した。ロバーツ監督は「膝のケアを最優先し、100%ではない腕で無理に球速を出そうとさせないため、投球練習とブルペンを止めている」と述べた。
ロバーツ監督によると、大谷の上腕二頭筋の問題は、試合の3〜4週間ほど前にスイングをした際に生じたという。その後、フィラデルフィアかニューヨークでの遠征中にブルペン投球を再開しようとしたが、腕も膝も思うように反応しなかったとロバーツ監督は振り返った。膝の状態が下半身から上半身、つまり腕に影響を及ぼしているとロバーツ監督は説明した。
打者および走者としての大谷の価値は膝や腕の問題によって損なわれていないとロバーツ監督は語った。「我々には彼が打線に必要だ。スイングや走塁は、膝や腕の問題によって損なわれるものではない」と述べた。ロバーツ監督はまた、状況が改善しない場合でも大谷がポストシーズンで投げない可能性は極めて低いとしつつ、それが確定しているわけではないと付け加えた。仮にワールドシリーズが翌週に開催されるとしても、大谷は3週間投げていないため登板はできないだろうとロバーツ監督は述べた。
この試合に関連して、ロバーツ監督はチームの投球内容についても言及した。マリナーズ打線はゾーンの高めに浮いたジャスティンの投球を積極的に狙い、引っ張る形で強い当たりを打たれたとロバーツ監督は評価した。またアレックスについては、0-1からのスライダーが真ん中付近に入ってしまい、痛打を許したと説明した。
大谷については、ホームランのない苦しい時期を経て、休養日を挟んだ試合では本来の姿に近づいていたとロバーツ監督は振り返った。最終打席では二塁打を放ち、「休養日を取って新鮮な状態で臨み、最終打席の二塁打も含めて本来の彼らしさが戻っていた」と語った。投球再開についてはロバーツ監督は、3週間以上マウンドから離れている以上、再び助走期間が必要になるとし、「どのような形になるか誰にも見通せない」と述べ、明確な時期は示さなかった。