ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は2026年8月8日、ダイヤモンドバックスとの最終戦を前に記者会見を行い、直近の登板で苦しんだ投手の状態や、タナー・スコットと大谷翔平の状況について説明した。ロバーツ監督は「ロブは苦しい登板が続いていたので、今日どう応えてくれるか本当に楽しみにしている」と述べた。
この投手は直近2試合の登板でそれぞれ本塁打4本を許しており、ロバーツ監督はサイン盗みの可能性を調査したが、結論には至らなかったと説明した。監督は「根拠のない話だったと思う。一部は単に投球の精度の問題であり、風の影響もあった」と語った。さらに、疲労が精神面や体調に影響しているとは考えていないとし、「何も揺らいでいないし、何も変わっていない。球の質は一年間通して変わらず良い状態だ」と述べた。今後については、直近2試合で打者にどう対応されたかを踏まえ、投球の組み合わせを変え、予測されないよう対応する必要があると付け加えた。
ロバーツ監督は、先発ローテーションに2人のサイ・ヤング賞を2度受賞した投手を並べて置けることについて、自軍の自信につながるだけでなく、相手チームにとっても厳しい存在になると評価した。「この2人が我々の側にいるのは本当に心強い」と語った。先発投手陣について、レギュラーシーズンとポストシーズンの両方でチームの支柱になっていると述べ、2024年シーズンは異なる形で勝利を積み重ねたと振り返った。背景として、同様に支配的な先発2枚看板を最後に見たのはクレイトン・カーショウとザック・グリンキーの時だったと述べ、山本由伸についてはサイ・ヤング賞をまだ獲得していないものの、ここ数年その議論の中に入ってきていると語った。
タナー・スコットについては、この試合では登板できないことを確認した。直近の登板では球速がわずかに上がったが、投げた球数が少なかったとし、疲労が原因になっているとは考えにくいと述べた。「今のところ理論はまだない。疲労がそれを引き起こしているとは考えにくい」と語った。スコットに代わって誰が起用されるかについては「まだ分からない。その時になったら分かる」と述べた。
大谷については日々の状態を見ながら判断しているとし、ロサンゼルスに戻った翌日にキャッチボールを行う予定だと明かした。次のブルペン投球については具体的な日程はまだ決まっていないとし、「大谷については日々の状況次第なので、次にブルペンで投げる時期について期待を高めすぎたくない」と述べた。さらに、2025年シーズンには大谷が体の状態に問題を抱えながらも投げたいという意向を示したことがあり、それはチーム全体にとって学びの機会になったと振り返った。
ロバーツ監督はまた、チームの併殺の多さについて、年齢や積極性の欠如が原因だとする見方に反論し、単に走者を動かすだけでなく打者と投手の相性を理解する必要があると説明した。「我々の併殺の割合を見て意見を言う人は多いが、それは十分に考え抜かれたものではない」と述べた。加えて、過去に延長10回で自軍のベンチに確認せずにリプレー判定への異議を申し立てた場面を振り返り、そうした判断をしたのは数回だけだと明かした。「そうしたことは数回やったことがある。頻繁ではないが、あれは非常に重要な場面だった」と語った。今後もこの日の試合を通じて、投手陣の立て直しと選手のコンディション管理を注視していく方針を示した。