ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は2026年8月11日、大谷翔平の投手復帰に向けた段階的なプロセスについて説明した。ロバーツ監督は、遠投を終えた大谷について「おそらく次の段階はマウンドに立つことだ」と述べ、その後にブルペン投球とライブ打撃を挟む見通しを示した。
ロバーツ監督は、大谷のリハビリ過程について、ブルペン投球とライブ打撃を経てから、リハビリの登板はメジャーリーグの試合になるとの見通しを語った。ライブ打撃を終えた段階で、メジャーリーグ相当の1イニングを投げ切れると確認できれば、大谷が再び登板することに安心感を持てるとも述べた。
ロバーツ監督は、大谷の状態について、スコット・アルクスブロー(Scott)やブレイク・スネル(Snell)といった他の選手起用の選択肢に関わらず、大谷本人の健康が最も重要な点だと強調した。大谷はポストシーズンで健康な状態でプレーしたいという意向を持っており、フィラデルフィアでのブルペン投球後に生じた不安要素を受けて、慎重かつ段階的なアプローチが取られているとロバーツ監督は説明した。背景として、2025年シーズンには大谷のイニング数を試合を通じて徐々に積み上げていくやり方を取っており、ロバーツ監督は今回の復帰過程でもその手法を参考にしていると振り返った。
ロバーツ監督はまた、ブルペンの人員を確保するための編成上の動きにも触れ、セス・ハルバーソンをマイナー降格させ、ランドン・ナックを復帰させたと明らかにした。ロバーツ監督は先発ローテーションについて、ブレイク・スネル、ロキ・ササキ、山本由伸、大谷、タイラー・グラスノウがシーズン終盤にかけて揃ってきていることに触れ、「うまく形になってきている。とても楽観的だ」と語った。大谷は次の登板がフライデーかサンデーに予定されており、グラスノウは3イニングを投げる準備に入っていると述べた。加えて、オスカー・エルナンデスはムーキー・ベッツについて、アリゾナでの不調な時期を経た前夜の活躍を「彼本来の姿に戻ったと思う」と評価した。
取材の中では、マーク・ウォルターがレイカーズを売却するという話題も取り上げられた。ロバーツ監督はこの件について「私も他の皆と同じように驚いた」と語り、自分の判断できる範囲を超えた話であり、ドジャースの球団所有に関する変化については何も聞いていないと述べた。
ロバーツ監督が示した大谷の復帰計画では、マウンド練習の後にブルペン投球とライブ打撃を経て、リハビリ出場そのものをメジャーリーグの実戦で行う方針が確認されている。