ロサンゼルス・ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成責任者は2026年7月29日の記者会見で、大谷翔平が膝の管理を続けながらも同シーズン中に投手として復帰することへの自信を示した。フリードマンは「我々は彼が復帰することに非常に自信を持っている」と述べた。
フリードマンは大谷の膝の状態について、構造的な問題ではなく、改善が続いていると説明した。「もし構造的な問題があれば、我々ははるかに懸念しているだろう。そうではないという事実がある」と語った。さらに、医師の診断や画像からも復帰に問題ないとの見解が示されており、大谷自身も打撃には支障がなく、投球時の着地動作のみが影響していると伝えているという。フリードマンは、最近の投球内容の乱れについても「彼にいつも見られるような出来ではなかった。それは膝と投球フォームに起因していると思う」と述べ、膝の問題が投球フォームの再現性に影響していたとの見方を示した。フリードマンはまた、膝の問題がなければ大谷は現在も通常のローテーション通りに投げていたはずだと明かした。大谷は投手復帰に向けてプライオボールを使った投球や腕の状態の維持を続けているという。
フリードマンは負傷者への対応方針について、「できるだけ早く復帰させることではなく、復帰後にとどまれるように戻すことだ」と述べ、球団としての基本方針を説明した。ウィル・スミスの首の状態については、複数の医師の間で診断は一致していたものの回復までの期間の見立ては分かれていたと明かした上で、「彼は良い状態を積み重ね、順調に進行している」と語り、相談した医師の一人が示した見通しに沿った経過をたどっていると説明した。エドウィン・ディアスの状態についても復帰していることに触れた。
ブレイク・スネルについては、リハビリ出場を経ての実戦復帰の判断は、球団のニーズではなくスネル自身にとって最善かどうかを基準に決めると述べた。「自分たちのニーズを、彼を正しく戻すべきだと考えることより優先させたくない」と説明した。タイラー・グラスノーについても近くリハビリ出場を行う予定であることに言及した。
フリードマンはトレードデッドラインへの対応方針にも触れ、球団はオフシーズンに積極的に補強することで、7月に切迫した必要性を抱えないよう努めていると説明した。「オフシーズンに本当に集中して積極的に取り組み、7月に切迫したニーズを抱えないようにしている」と述べ、デッドライン時に必要に迫られて獲得する場合はコストが高くつくとも指摘した。あるトレードの話題では、他球団への移籍を懸念するほどの選手であれば、その選手を自ら獲得しようとするだろうとも語った。強固なファーム組織があるからこそ、あらゆる選手についてトレード交渉に臨める立場にあるとも説明した。
球団は大谷が近く実戦復帰に向けたキャッチボールやブルペン投球を再開できるとの見通しを示しており、スネルについては直近のリハビリ出場の内容を踏まえて今後の起用方針を判断するとしている。