タリク・スクーバルは、新チームでのマウンド初登板について、前夜から緊張感を覚えていたことを明かした。その感覚はメジャーデビュー戦に近いものであったとし、緊張しながらも、それは良いものだと捉えていたと振り返った。
この日の登板では、野手陣の好プレーに助けられた場面が多かったとスクーバルは述べた。中堅手が柔らかい打球に対して広い範囲をカバーしてくれたことや、外野手の好プレーにも触れ、目立たない部分でも一塁でのけん制などが試合の中で意味を持ったと語った。チームメイトに支えられながら投げられることについて、大きな楽しみを感じていると話した。
実際にマウンドに立ってからの感覚については、野球というスポーツ自体は変わらないという考えを示した。自分の仕事はグラウンドに出て戦い、チームを勝利に導けるポジションに持っていくことだと述べ、それ以上のことは求めていないとした。ストライク率が低めだったという指摘に対しては、コマンド自体は良かったとしつつ、シンカーやスライダーの一部が甘く入った場面があったことを認め、先頭打者へのファーストストライクの精度について、特に打順が2周目、3周目に入る場面でもっと改善が必要だと語った。
バッテリーを組んだ捕手との連携については、素晴らしい仕事をしてくれたと評価し、試合全体を通して同じ方向を見て投球できたと述べた。捕手が意図していたことが自分の投球にうまくつながっていたとし、準備してくれる姿勢に敬意を示しながら、常に捕手を信頼していると語った。6回終了時点でデーブ・ロバーツと簡単な会話があった場面については、まだ投げられる感覚はあったものの、降板の判断は監督に委ねると述べ、そうした決定については常に監督を信頼していく姿勢を示した。試合中、あるバッターに対して外角低めを狙った速球がやや甘く入り、強く打たれた一打について振り返り、それがこの日で最もハードヒットされた場面だったと認めつつ、相手選手の技術を称えた。
敵地の雰囲気については、シカゴ・カブスのファン層は素晴らしく、声援であれブーイングであれ、そうした環境の中で投げることは大きな楽しみだと語った。ファンがいるからこそ野球という競技が成立しており、その存在が試合の雰囲気や競争を面白くしていると述べた。今後もシーズンを通して、そしてポストシーズンにおいても、こうした熱狂的な雰囲気の中で投げる準備をしていくつもりだと語り、この日のファンに感謝の意を示した。