デーブ・ロバーツ監督は試合後の会見で、アリゾナ相手にサヨナラ負けを喫した一戦について振り返り、リードを保ちながら最後まで守り切れなかったことへの悔しさを口にした。両チームともにクリーンな試合運びとは言えなかったとしながらも、勝つための条件は整えていたはずだと述べ、そこで終わらせられなかった点を悔やんでいるような口調だった。

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最終回の場面については、エドウィン・ディアスのスライダーがこの夜は機能していなかったという見立てを示した。ロバーツ監督は、ファストボールの質やコマンドは向上していると評価する一方で、その日はスライダーに手応えが感じられなかったと説明し、バックストップ寄りに外れた一球を痛打され、本塁打を許してしまった経緯を振り返った。IL(故障者リスト)から戻って以降、決め球であるスライダーへの感覚をまだ取り戻せていない状態が続いているという認識も示した。

今シーズンここまでこのピッチが安定しない状況について問われると、ロバーツ監督はこの状態を選手自身も苦しく感じているはずだと述べた。試合終盤という重要な場面で、実質的に唯一とも言える決め球であるスライダーへの感覚がつかめないまま投げなければならないことの難しさに触れつつ、エドウィン・ディアス自身が課題に真摯に向き合い、逃げることなく取り組んでいるという評価を口にした。健康な状態にある今のうちに実戦で経験を積ませ、そこから抜け出す道を探るべきだという考えも示した。

クローザーとしての起用方針を見直すのかという質問に対しては、セーブ機会があった試合と、大量リードのため調整目的で登板させた試合があったことを説明し、単純に結果だけで判断はしていないという姿勢を示した。他の候補となる投手陣も決して好調とは言えない状況にあることを踏まえ、現時点でこれまで役割を担ってきた投手たちを引き続き起用し、チーム全体を再び上向きの流れに乗せていく方針を語った。そのうえで、はっきりとした代役が今のところ見当たらないという見解を改めて示した。

その他の場面についても言及があり、タナー・スコットが一度ピンチを招きながらも粘りの投球で切り抜けたことを評価し、佐々木朗希については得意球のスプリットが本来ほどの調子ではなかったにもかかわらず、6回を投げ切り勝利につながる好投を見せた点を称えた。またトミー・エドマンの打球が好捕された守備の場面や、盗塁を試みた際の判定についても触れ、際どい状況ながらも仕方のない野球のワンプレーだったという受け止め方を示した。