ロサンゼルス・ドジャースがダイヤモンドバックスにサヨナラで敗れた試合の後、デーブ・ロバーツは敗戦について振り返った。負けはどう転んでも負けであり、サヨナラで終わるのは気持ちの良いものではないとした上で、両チームとも完璧な試合運びとは言えなかったものの、勝利をつかむ位置には持ち込めていたと述べ、それを最後までやり切れなかったことが悔やまれると語った。
最終盤の場面でのエドウィン・ディアスについて問われると、デーブ・ロバーツはストレートの状態や球威については良かったと評価した一方、スライダーについては本来の効果を発揮できていない状態が続いていると説明した。IL(故障者リスト)から復帰して以降、そのスライダーへの感覚をまだ取り戻せていない様子で、決め球としてこの一球で見逃しや空振りを取れるかどうかが今後の鍵になるとの見方を示した。
この状態がシーズンを通してどれほど懸念材料になっているかを問われたデーブ・ロバーツは、エドウィン・ディアス自身が状況を打開しようと努力していることを認めつつ、試合終盤という重要な場面でセカンダリーピッチの感覚を欠いたまま投げるのは簡単なことではないと説明した。それでも本人の実績や、健康体で復帰できていることを踏まえ、経験を積みながら苦しい時期を乗り越えていくしかないとの考えを示した。エドウィン・ディアスをクローザーの場面で起用し続けている判断については、セーブ状況ではない試合で登板させたケースもあったと説明しつつ、他の投手陣の状態も含めて選択肢を見極めながら、これまで役割を担ってきた投手たちを信頼して起用を続けていく方針を示した。
タナー・スコットが一度ピンチを招きながらも切り抜けた場面については、要所でしっかりと制球し、際どい打者との対戦をものにしたことを評価した。この日は球速がやや落ちていたことにも触れ、序盤に簡単に2つのアウトを取った後、ガブリエル・モレーノに二塁打を許した経緯や、代打で出てきたイルデマロ・バルガスとの対戦で四球を与えてしまった状況を振り返り、それでも最終的に大事な場面を締めくくったことを称えた。
試合の入りでメリル・ケリーを相手に序盤なかなか得点機を作れなかった点については、明確な要因は分からないとしながらも、なかなか良い当たりを作れなかった状況を認めた。一方でトミー・エドマンの打球が好捕された場面にも触れつつ、6回にメリル・ケリーが制球を乱したことで打線がチャンスを得たと説明した。佐々木朗希についてはスプリットの精度がいつもより良くなかったとしながらも、その状態でも6回を投げ切り、チームを勝利の可能性がある状況に導いたことを高く評価した。盗塁企図に関するチャレンジが行われなかった点については、リプレー担当のスタッフが判断材料となる角度が十分でないと見たためとの見方を示し、走者を走らせた判断についても、相手の本塁への送球のタイミングを踏まえたリスクを取った判断であり、際どい勝負だったと振り返った。