デーブ・ロバーツ監督は試合後の会見で、まずハンター・フェドゥッチアの状態について触れ、体調不良により水分補給を続けさせていると説明した。胃の不調のような症状を抱えながらも試合を通して奮闘し、可能な限り長く出場を続けたとし、翌日は休養に回すことを明らかにした。厳しい状態でも粘り強く働いてくれたことに感謝の意を示した。

The Game Network — Where History Is Kept

打線については、下位打線が下から上位へとつながる好循環を生んだと振り返った。ハンター・フェドゥッチアが四球を選んで下位打線に勢いをもたらし、それが上位打線にも波及したと説明。大谷翔平の一発をはじめ、複数の打者が長打を放ったことに触れ、守備面でも安定感があったと評価した。エリック・ラウアーについては、直前の登板が長かった影響で本来のシャープさは欠けていたものの、5回まで粘りきったことは大きかったと述べた。

ブルペン運用に関しては、全体としてまずまずの仕事をしたと評価しつつ、エバン・フィリップスが先頭打者を歩かせた場面には若干苦しめられたと振り返った。ただ幸いにもタナー・スコットを休養させておけたことで柔軟な継投ができたと説明。ストライクゾーンをしっかり使い、必要な場面で確実にアウトを取り、30球未満に投球数を抑えられたことを評価した。

デーブ・ロバーツ監督はタナー・スコットについて、今季ここまで非常に安定した働きを見せてくれたと語った。前年の苦しい経験を乗り越え、常に準備を怠らず、チームメートのために投げたいという意欲を持ち続けていると説明。内に秘めた自信と勤勉さが持ち味であり、状況を問わず信頼して起用できる存在になっていると述べた。あわせて、6シーズン連続で本塁打30本に到達した選手についても言及し、安定した成績を残すためには高い実力と出場を継続できることが不可欠だと強調した。

会見の終盤では、大谷翔平とPete Crow ArmstrongによるMVPレースについて問われた。デーブ・ロバーツ監督は自身がそうした話題に過度にとらわれるタイプではないとしながらも、野球界にとって競争があることは良いことだと述べた。Pete Crow Armstrongは見事なセンター守備と優れた成績でその評価にふさわしい存在だとし、こうした好敵手の存在が大谷翔平自身をさらに高めることにつながるだろうとの見方を示した。