試合が動いたのは延長10回だった。9回に一度は追いつかれたアリゾナ・ダイヤモンドバックスが、その裏の攻防を制してオークランド・アスレチックスを6-5で下した。1回に一気に3点を奪った貯金を、9回に吐き出しかけた末の決着だった。

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この試合の主役はマックス・ケプラーだった。3打数2安打、2本塁打こそ1本だが3打点、2四球と出塁と長打を兼ね備えた内容で、初回には先頭で同点タイムリーとなる一発を放った。今季は打率.240、2本塁打、12打点。さらにケプラーは通算1000安打まであと5本と迫っており、この夜の一打もその節目に近づく1本となった。

初回、ケプラーが右中間へ本塁打を放ち、マルテとモレーノが生還して一挙3点を先制。試合は膠着したが、9回にはジェイコブ・ウィルソンが左方向へ本塁打を放ち、ウォルトンが生還して4-4の同点に追いついた。だが延長10回、まずアスレチックスがハイムの犠飛でソーダーストロムを迎え入れて勝ち越すと、その裏にアリゾナが反撃。アレナードの中前打でキャロルが生還して5-5の同点とし、続くバルガスの左前打でモレーノが生還してサヨナラ勝ちを決めた。

アスレチックス先発ジャック・パーキンズは5回3失点。リリーフのルイス・メディナは0.1回で2失点(自責点1)を喫し、今季2敗目を喫した。打線ではシェー・ランジリアーズが8回に左中間へ本塁打を放ち1打点、ローレンス・バトラーも三塁打を記録するなど食い下がったが、最後の一押しを欠いた。

勝利投手はケビン・ジンケルで、1回を無失点に抑えて今季4勝目。この勝利でアリゾナは52勝49敗とし、連勝を1に伸ばした。一方のオークランドは43勝58敗で連敗が1となった。