試合は3回まで動きが少なかったが、5回に均衡が一気に崩れた。アリゾナ・ダイヤモンドバックスはこの回に7点を奪い、続く6回にも5点を追加してオークランド・アスレチックスを15-5で退けた。終わってみれば17安打15得点の大勝で、序盤の緊迫感は跡形もなくなった。

The Game Network — Where History Is Kept
 123456789RHE
OAK0010101025100
ARI00027501X15170

この日の主役はジェームズ・マッキャンだった。4打数3安打1本塁打3打点1四球という圧巻の内容で、5回にはバルガスを迎え入れる本塁打を左中間へ運んだ。この一発で通算100本塁打に到達し、今季の打率は.257、14打点となった。ゲームMVPにも選ばれる働きだった。

試合が動いたのは5回だった。2-2の同点で迎えたその場面、マルテがジャンプの暴投で生還し勝ち越し。続いてモレーノが中堅へ427フィートの本塁打を放って加点すると、バルガスの中堅二塁打でアレナードが生還、さらにマッキャンの左中間本塁打でバルガスも還り、ウォルドシュミットの本塁打でタワが生還するなど、打者一巡の猛攻でこの回だけで7点を挙げた。6回にも打線は止まらず、キャロルがタルの暴投で生還したのを皮切りに、マッキャンの左前打でモレーノが、タワの二塁打でアレナードとバルガスがそれぞれ生還、ウォルドシュミットの犠飛でマッキャンも還り、5点を積み増した。

オークランドの先発ゲイジ・ジャンプは4.2回を8安打6失点(自責点6)、4四球5奪三振で今季6敗目を喫した。打線ではマクニールが5回に右越えの本塁打を放って一時同点に追いつくなど意地を見せ、9回にもバトラーの適時打とウィリアムズの犠飛で反撃したが、大量点差を覆すには至らなかった。

アリゾナの先発メリル・ケリーは5回を5安打2失点(自責点2)、1四球3奪三振で試合を作り、今季8勝目を挙げた。防御率は5.12。コービン・キャロルは三塁打を含む2安打を放ち、通算100本塁打まで残り3本と迫っている。ダイヤモンドバックスはこの勝利で2連勝とし53勝49敗、アスレチックスは2連敗で43勝59敗となった。