3点差、6点差と突き放されても、マーリンズは沈まなかった。7回に同点に追いつくと、8回にグリフィン・コナインの一発で勝ち越し、最終的に8-6でフィリーズを振り切った。序盤の劣勢を終盤に覆す、まさに逆転劇と呼ぶにふさわしい一戦だった。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| PHI | 0 | 0 | 2 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 9 | 1 |
| MIA | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 | 2 | X | 8 | 8 | 0 |
勝敗を分けたのは8回だった。1-1から迎えた場面で、コナインが中堅へ424フィートの本塁打を放ち、ストワーズが生還。この一打で6-6の同点から6-8とマーリンズが勝ち越した。コナインはこの日1打数1安打で、2打点を叩き出した。また5回にはエリベルト・エルナンデスが左中間へ416フィートの本塁打を放ち、ナバレートを迎え入れて反撃ののろしを上げていた。エルナンデスは4打数1安打1本塁打2打点だった。
試合の流れが変わったのは7回だった。オットー・ロペスの中前打でルイスが生還し6-4と詰め寄ると、続くザビエル・エドワーズの左前打でロペスとマルジーが揃って生還し、6-6の同点に追いついた。エドワーズはこの日2打点を記録している。フィリーズは3回にストットの左前二塁打でクロフォードとソサが生還して先制し、4回にはデ・ラ・クルーズの犠飛でリアルミュートが生還。5回にはターナーが左中間へ413フィートの本塁打を放ち、ハーパーの三塁打でストットが、ボームの中前打でハーパーがそれぞれ生還し、一時は6-0まで突き放していた。
フィリーズ先発のヘスス・ルサルドは6回1/3を投げて6失点(自責点6)、5奪三振3四球。マーリンズ先発のライアン・グストも5回を投げて6失点(自責点6)、3奪三振2四球と苦しんだが、両軍とも救援陣が試合を締めくくった。マーリンズの救援陣は3人で4回を無失点に抑え、勝利投手はタイラー・ズーバーで1回を無安打2奪三振に抑えた。今季初勝利となった。9回はピーター・フェアバンクスが締め、今季15セーブ目を挙げた。一方フィリーズの救援陣は2人で1回2/3を2失点、ジョナサン・ボウランが敗戦投手となった。
試合のMVPにはターナーが選ばれ、5打数2安打1本塁打1打点の活躍だった。この勝利でマーリンズは55勝54敗とし、3連勝で地区4位につけた。一方のフィリーズは57勝52敗で3連敗、地区2位となった。