試合を動かしたのは終盤だった。7回まで拮抗していた投手戦は、8回のフィリーズの一気の4点で決着した。フィリーズがボルティモアを5-0で下し、オリオールズは球場で完封を喫した。

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先発したクリストファー・サンチェスは6回を投げて2安打無失点、11奪三振を奪う圧巻の内容で今季14勝目を挙げた。四球5つを与えながらも要所を締め、オリオールズ打線を最後まで沈黙させた。

均衡が破れたのは5回だった。ブライアン・デ・ラ・クルーズの中前打でブライソン・ストットが生還し、フィリーズが1-0と勝ち越した。試合の流れを決めたのはこの一打で、以降フィリーズがリードを守り切った。8回には打線が一気に加速。アレク・ボームの左前打でカイル・シュワーバーが、ブランドン・マーシュの右前打でブライス・ハーパーがそれぞれ生還すると、ジャスティン・クロフォードの右前打でマーシュとJ.T.・リアルミュートが続けて生還し、この回だけで4点を追加。スコアは5-0まで広がった。

オリオールズ先発のシェーン・バスは6回1/3を投げて6安打1失点(自責点1)に抑えたが、8回に登板した救援陣が崩れた。ブルペン全体では4人の投手が2回2/3を4失点で守り切れず、バスに敗戦(4勝10敗)がついた。打線も3安打に抑え込まれ、反撃の糸口をつかめなかった。

この敗戦でオリオールズは54勝57敗。一方のフィリーズは58勝53敗として連敗を1で止めた。