試合が決着したのは延長10回だった。9回に一度は追いついたブルージェイズだが、その裏に浮かんだ勝機はヤンキースの一振りで消えた。最終スコアは4-3。ロジャーズ・センターでの一戦は、両先発の好投から一転、終盤のもつれ合いへと姿を変えた。

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その延長10回、ヤンキースはベン・ライスが右中間へ本塁打を放ち、サンチェスが生還して勝ち越した。ライスはこの日5打数1安打ながら、その1安打が2打点の一発となり試合を動かした。今季はここまで33本塁打、78打点を記録している。

試合の流れは終盤まで幾度も入れ替わった。3回にはガルシアの犠飛でカバジェロが生還しヤンキースが先制。5回にはキャメロンの二塁打で岡本和真が生還し同点に追いついた。7回はカバジェロの単打でロンバード・ジュニアが生還し、ヤンキースが勝ち越し。しかし9回、クレメントの犠飛でスミスが生還し、ブルージェイズが土壇場で追いついた。そして迎えた10回表、ライスの一発が均衡を破った。その裏、ヒメネスの内野安打で岡本が生還し1点差まで詰め寄ったが、そこまでだった。

先発対決は投手戦だった。ブルージェイズ先発のディラン・シースは6回1/3を投げ、2安打10奪三振、2失点(自責点2)と力投。だが7回途中で降板し、その後の継投で試合を作りきれなかった。9回に登板したブレイドン・フィッシャーは1回を2安打2失点(自責点1)でこの試合の敗投手となった。一方、ヤンキース先発のライアン・ウェザースは7回1/3を6安打1失点(自責点1)にまとめ、後を受けたデビッド・ベドナーが1回2/3を1失点で今季6勝目。最後はティム・ヒルが1回を投げ切り今季2セーブ目を挙げた。

この結果、ヤンキースは69勝55敗として連勝を1に伸ばし、地区2位につけている。一方のブルージェイズは61勝65敗で連敗を喫し、地区5位となった。