試合が決まったのは10回だった。両軍合わせて9度もリードが入れ替わった一戦は、最後にシンシナティ・レッズの一打で幕を閉じた。レッズは9回にデーン・マイアーズの本塁打で追いつくと、10回にエリー・デ・ラ・クルーズの適時打でサヨナラ勝ちを収め、セントルイス・カージナルスに6-5で競り勝った。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | R | H | E | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| STL | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 5 | 11 | 0 |
| CIN | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 1 | 6 | 13 | 1 |
マイアーズは9回、396フィートの本塁打を左中間に運び、5-4とリードされていた試合を5-5の同点に戻した。1打数1安打1打点、今季5号本塁打となる一発は、レッズにサヨナラの舞台を用意する一打となった。そして10回、デ・ラ・クルーズが左前に運んだ一打でタイラー・スティーブンソンが生還し、勝敗を分けた。デ・ラ・クルーズはこの日4打数2安打1打点1四球と勝負強さを見せた。
試合は序盤から動いた。1回にはエウヘニオ・スアレスの犠牲フライでエリー・デ・ラ・クルーズが生還しレッズが先制。しかし4回、カージナルスのイバン・エレーラが395フィートの本塁打で同点に追いつくと、続くメイスン・ウィンの右前打でアレク・バールソンが生還し逆転した。6回にはネイサン・チャーチとブレイズ・ジョーダンの適時打でカージナルスが加点したが、レッズもマイケル・トーリアの二塁打とH.ロドリゲスの中前打で2点を返し4-4の同点に持ち込んだ。8回にはブライアン・トーレスの適時打でジョーダン・ウォーカーが生還し、カージナルスが再びリードを奪ったが、その1点差リードも9回のマイアーズの一発で消された。
カージナルス先発のアンドレ・パランテは6回を投げ10安打4失点(自責点4)。レッズ先発のレット・ラウダーも6.2回を投げ8安打4失点(自責点4)と、両先発ともに試合を作りながらも失点を防げなかった。カージナルスの救援陣は2人で3.0回を投げ2失点(自責点1)とつなぎ、延長10回にサヨナラを許したジャスティン・ブルールが今季初黒星を喫した。一方、レッズの救援陣は3人で3.1回を1失点(自責点1)に抑え、1回を無失点2奪三振で締めたエミリオ・パガンが今季5勝目を挙げた。
この勝利でレッズは60勝65敗とし、連敗を止めての1勝となった。敗れたカージナルスは64勝62敗。スアレスは今回の1打点で通算999打点となり、節目の1000打点まであと1に迫っている。