この試合は序盤から一方に傾いた。ボストン・レッドソックスは2回に2点を先制すると、その後も毎回のように加点を重ね、最終的に11-1でアリゾナ・ダイヤモンドバックスを下した。フェンウェイ・パークに集まった36,511人の観客の前で、レッドソックス打線が終始主導権を握る展開となった。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ARI | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 2 |
| BOS | 0 | 2 | 1 | 1 | 3 | 2 | 2 | 0 | X | 11 | 16 | 0 |
この日のMVPはウィルソン・コントレラス。4打数2安打1本塁打1打点1四球という内容で打線を牽引した。5回には342フィートの一発を左方向に運び、リードをさらに広げた。ケイレブ・ダービンも4打数3安打2得点1打点、セダン・ラファエラは5打数3安打(二塁打3本)で2得点1打点と、複数の打者が長打で存在感を示した。
試合を決定づけたのは2回、イーライ・ホワイトの左前打でケイレブ・ダービンが生還した場面だった。これがこの試合最終的に生きた勝ち越し点となった。続くニック・ソーガードの中前二塁打でホワイトが生還し、この回だけで2点を追加。3回にはケイレブ・ダービンの右前打でウィルソン・コントレラスが生還し3点目、4回にはセダン・ラファエラの右前二塁打でニック・ソーガードが生還し4点目とリードを広げ続けた。5回はコントレラスの本塁打に加え、アンドリュー・モナステリオの左犠飛でアドリー・ラッチュマンが生還、さらにミッキー・ガスパーの二ゴロでケイレブ・ダービンが生還し、この回だけで3点を挙げた。6回にはウィルイェル・アブレイユの右前打でセダン・ラファエラが、アドリー・ラッチュマンの左二塁打でアブレイユが生還。7回もミッキー・ガスパーが343フィートの本塁打を放ち、アブレイユの中前打でラファエラが生還するなど、終盤まで加点が続いた。
アリゾナは6回、ヘラルド・ペルドモの左犠飛でイルデマロ・バルガスが生還し、ようやく1点を返したが反撃はそこまでだった。先発のミッチ・ブラットは3回を投げ4安打3失点、3四球と制球に苦しんだ。救援陣も5回を投げて8失点(自責点6)と、打線同様に劣勢を挽回できなかった。守備でも2失策を記録し、拙攻が重なる苦しい一戦となった。
レッドソックスはこの勝利でW1、67勝58敗とした。一方のダイヤモンドバックスはL2で66勝60敗。コントレラスは通算200本塁打まであと3本に迫っており、今後の一発が節目の瞬間として注目される。